コスパがいい家の弱点とその対処法

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「コスパがいい家の弱点とその対処法」です。

---------
現在もっとも多く建てられている家は、"総2階建て"と呼ばれる1階と2階の面積がほぼ同じである家ですが、その理由はこの建て方がもっともコストパフォーマンスに優れているからです。
つまり、建築コストを抑えやすいということですね。

しかし、この建て方には、割安な建築コストで家が建てられるというメリットがある反面、建てた後ではないと気付けない手痛いデメリットもあります。


総2階建の間取りでは、基本的に寝室や子ども部屋といった居室を全て2階に配置します。

しかし、この間取りでは子どもたちが自分の部屋を使いにくくなる傾向があります。
それは、自分たちのモノを持ち運びするのが面倒くさいし、親から離れた所で1人で過ごすのは心細く怖いからです。

結果として、子どもたちの持ち物は、常にリビングダイニング周辺に置かれるようになり、リビングダイニングが散らかった生活感あふれる場所になってしまうし、せっかく広々つくってもなんだか狭苦しい場所になってしまいます。

また、全ての居室を2階に配置してしまうと、将来予期せぬ増築費用がかかる可能性が高くなってしまいます。

将来、足腰が弱ってしまった場合、2階への行き来が大きな負担となるため、増築することによって、1階に部屋をつくらざるを得なくなるからです。

となると、大切な老後資金の中からその費用を捻出せざるを得なくなってしまうか、あるいはその資金の捻出が難しい場合は、再び銀行から借金せざるを得なくなってしまいます。

vol.306simplenoteblog1.png


✔2つの問題を同時に解決する秘訣

幼い子どもたちは、親の気配が感じられないところで遊ぼうとしないし、親の方だって、目が届かない所で子どもたちを遊ばせたくありませんよね?

でも、かといって、わざわざリビングダインングが散らかるような家にしたいとも誰も思わないですよね?
出来れば、リビングダイニングは、いつもキレイな状態を保ちたいと思っていますよね?

であれば、"子ども部屋を1階につくる"という選択肢を、お持ちいただいてもいいのではないでしょうか?
あなたが家を建てようと思っている土地が、40坪以上あればほぼ実現することが出来るし、45坪以上あれば確実に実現出来ます。

この選択肢を持っていただくだけで、先程の2つの問題をあっさりと解決することが出来ます。

1階に子ども部屋があれば、子どもたちがその部屋を使いやすくなるため、リビングダイニングをキレイに保ちやすくなります。

また、子どもたちはやがて出て行くため、将来は子ども部屋を寝室として使えるようになります。
つまり、老後は1階だけで生活が出来るということですね。

とはいえ、この場合、どうしても建築コストは割高になってしまうため、家をコンパクトにすることによって建築コストを抑えるようにしなければいけません。

しかし、家をコンパクトにすることによって、最初にかかる建築コストを抑えることが出来れば、将来かかるかもしれない余分な増築費用をカットすることが出来る分、家づくりにかかるコストをよりミニマムすることが出来るようになります。

ということで、家にかける費用を少しでも抑えるためにも、実現可能なのであれば、子ども部屋を1階につくるという選択肢を前向きに考えてみていただければと思います。

それでは、また次回。