vol.10 家づくりの現実と打ち手

こんにちは。
家づくりコラム。本日のテーマは「家づくりの現実と打ち手」です。

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昨今、住宅の価格は、
原材料費の上昇と税負担の上昇、
そして基本スペックの上昇によって、
上昇の一途を辿っています。

また、それに加えて、
インターネットやSNSの普及に伴い
追加オプションがどんどん加わり、
より家の価格が押し上げられて
いっているのが現状です。

結果、3年前と比べると、
ざっと400万円〜500万円ぐらい
価格差があると感じているのですが、
これをふまえた上で、
私たちが考えなければいけないのが、
今後はどのような家づくりを提案すべきかということです。

これまで通りの家づくりをしていたら、
明らかに家を建てる人が背負う負担が大きすぎて
これから迎える人生100年時代を
豊かに生きていくことができなくなってしまうからです。

ということで今回は、
家づくりの負担を下げる打ち手を
一緒に考えていきたいと思います。

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家づくりは大きく分類すると、
「土地」「家」「庭」の3つがあるのですが、
まずは、負担減の最大の鍵を握る「土地」からいきたいと思います。


✔︎毎月の返済額の基準

毎月のローン返済額は、
ご主人様の手取り金額の30%以内に抑えるべきだと考えています。

家以外にも、子供の将来や
自分たちの老後のための
積み立てをしていかないといけないし、
家を持ったらそれで終わりではなく、
家を維持していくためにも
それなりの費用がかかり続けるからです。

そして、それらの費用に
奥さんの給料は全額飛んでいく
と言っても過言じゃないからです。

で、仮にご主人様の毎月の手取りが
25万円だとした場合、
返済額の上限は75,000円
ということになるのですが、
この場合、35年ローンで逆算した
借入額はざっと2,650万円となります。

なので、このローン額に
自己資金を合わせた額が
あなたが家づくりにかけられる
上限だということですね。

では、350万円自己資金があり、
建てる家に2,200万円かかるとしたら、
あなたはどのように家づくりを
すべきなのでしょうか?

外構工事(庭)に100万円、
地盤改良工事に100万円、
諸経費に150万円かかるとして
考えてみてください。

この場合、
土地にかけられる費用は、
土地にかかる別途経費も含めて、
450万円ということになります。

なので、土地から買わなければいけない場合、
土地そのものにかけられる予算は、
350万円〜400万円ということですね。

「え!?少ない...」
そう思われたかもしれませんが、
実は、これが家を建てるほとんどの人たちが
目を向けなければいけない現実です。

経済的な面を重視してみたら、
とてもじゃないけど
土地に1,000万円も予算を
かけている場合じゃないんです...。
全額、親からの援助でもない限りは...。

1,000万円の土地を買った場合、
100万円ほど別途経費がかかると考えると、
ざっと650万円予算が押し上がり、
毎月の返済負担が20,000円ぐらい
上がってしまうわけですからね。
かつ、それは35年もの長い間、
固定されてしまいます...。

負担が増えた分、貯金の原資も減るため、
繰上げ返済のために貯金をするにしても、
思っている以上にお金も貯まらないでしょう。

それに加えて、今後は
ますます社会保障費や税負担が上がり、
20,000円手取りを増やそうと思うと、
40,000円近く給料が上がらなければ
いけないようになると思うので、
その点から見ても、
住居費の割合を抑えることは大事なことです。
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✔︎土地を買わないという選択肢

そこで、出てくるのが、
「土地を買わない」という選択肢です。
つまり、実家に土地が余っているなら、
そこに建てるということですね。

もちろん、
実家に土地が余ってない人は、
土地を買わざるをえないし、
「親の近くで暮らすなんてありえない」
と思っている人もいると思うので、
絶対にそうした方がいい
というわけじゃないのですが...

でも「それもアリかも?」と
思える余地があるのなら、
もう少し具体的に検討してみても
いいんじゃないかなと思います。

仮に、実家に土地があり、
土地にかかる負担を
全額親が負担してくれたとしたら、
あなたは丸ごと土地にかかる費用を
削り落とすことが出来ます。

先程の場合であれば、
2,550万円で家づくりをすることができる
ということですね。

また、ご両親の年齢や
仕事の状況にもよりますが、
実家の近くに住めば、
お子さんを見てもらいやすくなります。

結果、夫婦そろって、
ガッツリ働き続けることができるし、
お子さんが休んだり早退するような時も、
仕事を休む必要も少なくなるでしょうから、
仕事の選択もしやすくなります。

このほかにも、時々ご飯を一緒に食べれば、
食費も浮くでしょうし、
家事の負担も少し減るかもしれません。

とまあ、実家に住んだ場合の、
メリットばかりを挙げてみたのですが、
親の近くに住むということは、
逆に言うと生活に干渉される恐れもあります。

なので、その点も
夫婦でじっくり話し合った上で、
最良な家づくりの選択を行ってください。

とにかく、土地は
家づくりの予算を最も左右する材料なので、
ここを一番よく考えてから
家づくりを始めていただけるといいと思います。

それでは、また次回。
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