vol.16 外観をシンプルに仕上げる5つの理由

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「外観をシンプルに仕上げる5つの理由」です。

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施工実例をご覧いただければ一目瞭然ですが、
SIMPLE NOTEの家には正面に窓がありません。

そして、それが家の美しさを際立たせているのですが、
とはいえ、ただ単に美しさだけを追求して
そうしているわけではなく、
そこには、それなりにちゃんとした意味合いがあります。

では、今回は5つあるその理由について
お伝えしていきたいと思います。

結論としては、
この5つ全てがうまく絡み合うことによって
住まいにとって大切な
居住性と経済性を高めているというお話です。
vol.16外観をシンプルに仕上げる5つの理由2.jpg

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✔︎理由1:汚れにくいから

まず1つ目の理由がこれです。
外壁が汚れる最大の原因は、
窓や換気扇といった外壁から突起した部材です。
窓からダラーっと流れる垂れジミと
換気扇から出てくる黒ずんだ汚れですね。

なので、家の正面にそれらをつくらないことによって
そもそも汚れの原因を排除しているというわけです。

とりわけ北が正面になる場合は、
直射日光が当たらない分、
余計に汚れやすいですしね。

そして、あまりにも汚れが目立つことになれば、
外壁の塗り替え頻度が高くなり、
維持管理コストが高くついてしまいます。

また、汚れが目立つお家は、
訪問販売のリフォーム業者にも目をつけられやすく、
さらに出費がかさむことになるかもしれません。
(不安を煽られて工事する方向に持っていかれるからです。)

そんなこんなで、
建てた後の維持管理費を少しでも抑えるために、
汚れの原因を元から排除しているというわけです。



✔︎理由2:間取りが分かりにくいから

そして、2つ目の理由がこれです。
言うなれば泥棒に狙われにくくしているという感じです。
(日本は外国に比べて治安が良いので、
そこまで心配する必要ないかもしれませんが...)

とはいえ、パッと見ただけで
間取りが分かってしまう家より、
どこからどう見ても間取りの想像がつかない家の方が、
安心して暮らせそうな気がしませんか?



✔︎理由3:プライバシーが担保しやすいから

3つ目の理由がこれです。
家の正面は何も建たないため光も採りやすいですが、
その分、視線も入ってきやすいという
隠れデメリットがあります。

そして、視線を遮るために
カーテンを閉め切ってしまったら、
家の中が暗くなってしまいますね。

これに関して特に注意しなければいけないのが、
南向きの日当たりが良い土地です。

南向きの土地の場合、
南からの光を家の中にたっぷり採り込みたいあまり、
大きな窓をたくさん正面につくってしまいがちですが、
そうなれば防犯性もプライバシー性も
最悪の状態になってしまいます。

なので、家の中への
光の採り込み方を工夫することによって
家の正面からの採光に頼らなくて
いいようにしている次第です。

vol.16外観をシンプルに仕上げる5つの理由1.jpg

✔︎理由4:意匠性を高めるため

カッコよく書いてみましたが、
要はデザイン性を高めるってことです。
携帯電話や家具や車同様に、
カッコ悪いデザインのものより
カッコ良いデザインの方が良いからです。

あくまでこれに関しては、
理屈ではなく感情的な要素となるので、
説明はこれくらいにしておきますね。

しかし、デザイン性を高めることは、
実は裏に隠された大きなメリットがあります。



✔︎理由5:外構費用が安くなるから

それが、この最後の理由です。
家のデザインが美しくなると、
庭に装飾をする必要がなくなります。

家そのものが美しい場合、
庭もそれに合わせてスッキリシンプルに仕上げた方が、
家をより引き立ててくれるからです。

そしてその結果、
庭の予算を押し上げる余分な工事の
一切をなくすことができます。

また、防犯性とプライバシー性を
高めるための植栽や目隠しや塀などの
余分な工事も一切必要なくなります。

そんなこんなで、庭にかける費用も、
ダントツで安くなるというわけです。
もちろん、無意味に広い土地を買っちゃうと
この限りじゃありませんが...。

いかがでしたか?
端的に説明させていただきましたが、
こんな外観にしている理由を
大体ご理解いただけたでしょうか?

とはいえ、間取りが分かりにくい分、
家の中身がどんなもんなのか
いまいち掴めないと思うので、
もしよろしければ一度SIMPLE NOTEのお家を見に来てくださいね。
いつでもご案内させていただきます!

それでは、また次回。

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