vol.56 よく聞く失敗談

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「よく聞く失敗談」です。

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寝室と衣類クローゼットをどちらも2階につくったことで、
面倒な日々になってしまったというお話をしたいと思います。

まず、家に帰ってきて部屋着に着替えた後、
今日着ていた衣類を全て2階まで持って上がらないといけません。
これをしないとダイニングチェアなどにズボンが積み重ねられていってしまいます...

また、朝起きて1階に降りる時に
今日着る服を全て準備して持って降りてこないといけません。
そのタイミングで持って降りてこないと
身支度する時に再び2階に上がらないといけませんから。
忘れ物をした日には、何度も2階に上がらないといけないでしょう。

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✔️平屋にする

この上と下を行ったり来たり問題は、
2階さえつくらなければ一瞬で解決します。
なので、平屋が建てられる土地なら平屋を選択するのがいいでしょう。

想像してみてください。
寝室も子ども部屋も衣類クローゼットも
全てが居間と同じフロアにある暮らしを。
片付けるのも取りに行くのも便利だと思いませんか?

きっと子どもたちも
自分の部屋をふんだんに使ってくれることでしょう。
よちよち歩きの小さなうちから。

想像してみてください。
洗濯物を2階に干しに行くこともなければ、
洗濯物を2階に取り込みに行くこともなく、
洗濯物を片付けるために上下を行ったり来たりする必要がない暮らしを。
つまり家事動線なんて全く気にしなくていい暮らしを。

きっと、それだけで家事時間の短縮になるでしょうし、
子供から目を離すこともなくなるし、
なにより気持ちにゆとりが生まれることでしょう。

というわけで、平屋はとてもオススメなのですが、
土地の広さ的な問題で平屋が建てられない場合もあるので、
そんな場合は、



✔️衣類クローゼットだけでも1階につくる

ことをオススメしています。
部屋は2階にせざるを得ない場合でも、
衣類置き場だけでも1階につくっておけば、
楽になること間違いなしです。
上下移動は足腰が劣化しつつある中高年だけに限らず
若い世代の子たちでも面倒くさそうですしね。

というわけなので、
ほんのわずかな違いのようですが、
暮らしやすさに大きな違いをもたらすのでぜひ参考にしてください!

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