vol.147「中庭」がもたらす暮らしの恩恵

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「中庭がもたらす暮らしの恩恵」です。

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「中庭」に面した窓には
人目をシャットアウトするためのカーテンが不要になるので
カーテンコストが大幅に削減出来るし、
カーテンがいらない分、
カーテンを洗濯する必要もなくなれば、
カーテンレールの上にたまる埃を
いちいち掃除する必要もなくなります。

また「中庭」につくった窓には
台風の時のような強風が直接当たることもないし、
強風によって何かが飛んできて
ガラスが割れるような心配もないので、
シャッターをつける必要もありません。

結果、カーテン費用だけじゃなく
けっこう馬鹿にならないシャッター費用までも
大幅に削減出来るというわけですね。

大きな窓1箇所にかかるシャッターとカーテン費用が
合計で15万円ぐらいだとしたら、
「中庭」をつくることで75〜90万円ほどの
オプション費用を追加で払う必要がなくなる
という感じでしょうか。

そして、このカーテンが不要であるということは、
コスト的な利点だけじゃなく
日常に大きな恩恵をもたらしてくれます。



✔️家の中が劇的に明るくなる

カーテンが不要になれば、
外部からの光を遮るものがなくなるため、
家の中が劇的に明るくなり、
日中は一切照明に頼る必要がありません。
サンサンと晴れた日はもちろん、
たとえどんより曇っていようとも、
また、たとえ雨が降っていようとも、です。

「中庭」から採光を取るということは、
家の中心部から光を取り込むということなので、
家全体が満遍なく明るくなりやすいですしね。

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✔️常に外が感じられ、空が見える

また、カーテンが不要となれば、
常に外を感じることが出来ます。
「中庭」に射し込んでくる光の動き。
時間の移ろいや四季の移ろい。
雨がデッキを叩く姿や窓を伝う雫。
しんしんとデッキに積もっていく雪。

これらを家の中に居ながら見たり感じることが出来るだけで
とっても豊かな気持ちになれるのではないでしょうか。

中庭のデッキからはもちろん、
リビングやダイニング、そしてキッチンからも
空にプカプカと浮かぶ雲や月の姿も
常に見ることが出来るわけですしね。

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✔️なにより開放感が半端ない

そして、これらの要素は
圧倒的な開放感をもたらしてくれます。

カーテンがいらない家は
カーテンがある家に比べて
圧倒的に奥行きが感じられること。

「中庭」につくったデッキも
リビングの一画のように感じられるため、
さらに空間に奥行きが感じられること。

これらの効果によって、
リビングダイニングキッチンという空間が
よりいっそう価値ある空間になることこそ、
「中庭」をつくる最大の意義ではないか
と感じているぐらいです。

いかがでしたか?
今回は明るさと開放感にのみフォーカスしてみたのですが、
その素晴らしさをなんとなくでも感じていただけたでしょうか?

では、次回も
「中庭」がもたらす暮らしの恩恵の
続きをお伝えしていきたいと思います。
「中庭」がどのように使えるのかについて
詳しくお伝えしていきますので、
次回もぜひご覧いただければと思います。

それでは、また次回。

vol.146 中庭の欠点と利点

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「中庭の欠点と利点」です。

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ホームページやInstagram動画をご覧いただくと
お分かりいただけると思いますが、
SIMPLE NOTEの家の多くが
「中庭」があるという特徴を持っています。

もちろん、この特徴には「コストが高くなる」
という不安点が一般的には存在するのですが、
実はその不安とは裏腹にこの特徴は、
逆にコストを落としてくれるという
嬉しいサプライズをもたらしてくれます。

では、その理由について
今回はお伝えしていきたいと思います。
非常に多くの方が見落としてしまっている
家づくりの大きな落とし穴について言及していくので
どうぞ最後までお付き合いください。

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✔️土地代を大きく抑えられる

今回の記事だけでは紹介しきれないぐらい
「中庭」には多くの利点が存在するのですが、
そのうちの1つが「土地代を抑えられる」ということです。

「中庭」をつくらないお家は、
南からの光を確保するために
障害物が存在しない南向きの土地を選ぶか、
隣家から充分な距離を空けることが出来る
広めの土地を選ばざるを得ないため
その分土地代が割高になってしまうのに対し
「中庭」があるお家はそのいずれも一切気にすることなく
土地を選ぶことが出来るからです。

つまり、土地の日当たりを気にする必要がなくなるため、
価格設定が割高な南向きの土地にこだわる必要もなくなるし、
日当たりを確保するために余分な広さの土地を買うことによって
隣家から充分な距離を開ける必要もなくなるというわけですね。

なんせ「中庭」をつくれば
自ずと隣家から充分な距離が開いた場所に
窓をつくることが出来ますからね。

そして、その結果、
隣家との距離を気にすることなく
家を建てることが出来るようになり、
土地に無駄な余白を残すことなく
敷地をいっぱいまで有効活用することが出来ることになります。
「中庭」というプライバシーに優れた庭があることによって、
人目が気になる外に庭をつくる必要もなくなりますしね。

✔️外構予算を抑えることが出来るから

日当たりを気にしなくてよくなること、
そして庭を外につくらなくてよくなること、
この2つによって敷地に出来る余白を最小限に出来るのが
「中庭」がもたらす大きな利点なのですが、
この結果、外構工事の費用が削減出来ます。
単純に施工面積が小さくなるからです。

また「中庭」からの採光を有効活用出来れば、
外周部に大きな窓を設置する必要もなくなるし、
窓の数を多くする必要もなくなるため、
境界に立てるブロック塀やフェンスなども
設置する必要もなくなります。
家の外壁が塀そのものの役割を兼ねることが出来るからです。

家の中やウッドデッキのプライバシーを担保するためや
防犯性強化のための植栽や目隠しなども
一切つくる必要もなくなるので、
これらのコストだって丸々浮いてきますしね。

そんなわけで「中庭」は、
予算がはみ出しがちな外構工事のコストをも
抑えてくれる役割を果たすというわけですね。

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✔️トータルコストで考えることが重要

「中庭」をつくれば、
「中庭」をつくらない家よりも家の価格は割高になります。
「中庭」をつくる分、外周面積が増えるし、
中庭部分も施工しないといけないからです。

とはいえ、ここまでお伝えしてきたように
土地代を抑えることが出来るし、
外構工事代を抑えることが出来るため、
土地、家、外構のトータルコストで考えると
予算を落とすことが出来ると考えています。

イメージとしては、
家のコストは100万円上がることになるけど、
土地のコストを100万円落とすことが出来、
かつ外構のコストを100万円落とすことが出来る、
という感じでしょうか。

もちろん、家も設計によって
贅肉的な箇所を削ぎ落とすことが出来れば、
コストを上げることなく
「中庭」がある家をつくることが出来るので、
それが実現出来ればさらにトータルコストを
抑えることが出来るようになるんですけどね。

というわけなので、
「中庭=高くなる」という
なんとなくのイメージだけに引っ張られて、
住みやすい家をつくるための手段を
安易に縮めないように気を付けていただければと思います。

それでは、また次回。