vol.177 土地・建物の予算の出し方4

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「土地・建物の予算の出し方4」です。

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平屋を建てるにあたり、
どれくらい土地の広さが必要となるのかは、
「中庭」をつくるか否かで大きく違ってきます。

「中庭」をつくらない場合、
リビングの位置が南になると思いますが、
リビングの窓から直射光をたっぷりと採り込むには
リビングから敷地境界まで
それなりに距離を取らなくてはいけなくなるのに対し、
「中庭」をつくればそうする必要がなくなるからです。

「中庭」があれば、
自然と隣に建つお家から充分な距離が取れる場所に
窓を設置出来るようになるし、
直射光が入ってきにくい部屋には
「中庭」に入ってくる直射光を壁に反射させた光と
天空光を届けてあげればそれだけで充分明るくなるから、
ですね。

プライバシーが担保された「中庭」の窓には、
視線と共に光までも遮ってしまう
カーテンを設置する必要がありません。

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結果「中庭」をつくるか否かで
平屋を建てるにあたり必要となる
土地面積がざっと15〜20坪ほど違ってくることになります。

仮に、延床面積28坪の平屋を建てるとしたら、
「中庭」がある場合
60坪前後もあれば充分なのに対し、
「中庭」がない場合それよりも15〜20坪程度広い
75〜80坪ぐらい広さがないといけない
といった感じですね。

土地価格に換算すると
坪単価が20万円のエリアだとしたら
それだけで300〜400万円前後
違ってくるというわけですね。
かつ、生涯払い続ける
固定資産税の金額も違ってきますし。


✔️外構費も大きな差が生じる

また「中庭」の有無は
土地代に影響を及ぼすだけじゃなく、
外構費にも大きな影響を及ぼします。

「中庭」がないお家は
プライバシーを担保しにくい上
防犯性も担保しにくいため、
心理的に敷地に入ってきにくい工夫を
外構工事で施さないといけないし、
ウッドデッキを使うにせよ
部屋でリラックスして過ごしにせよ、
なんらかの手段によって
目隠ししないといけないからです。

「中庭」があるお家は
採光を中庭から確保出来ることから
外周部に大きな窓を設置する必要がなく、
結果、外壁そのものが境界壁の役割を果たすし、
ウッドデッキを使うにせよリビングで過ごすにせよ、
全く人目を気にする必要がないのに対し。

そんなわけで、
土地代と外構代を合計すると
ざっと400〜600万円ぐらいは
差が生じるのではないでしょうか。
もちろん、住みたいエリアによって
この差は違ってくるわけですけどね。

✔️必要な土地面積の算出方法

平屋を建てるために必要となる土地の広さは、
「中庭」がある場合、
前回までに算出した面積
+「中庭」として確保した面積
+余白10坪(家の周囲の通路)
+駐車場面積(1台4.5坪×台数)
で求めていただけます。

仮に前回までで求めた面積が25坪で、
中庭で必要な面積が3坪(=6帖)で、
置きたい車の台数が4台だとしたら、
25+3+10+18=56坪という感じですね。

他方、中庭がない平屋にする場合、
中庭分を足す必要はありませんが、
日当たりを確保するための余白が
20坪程度余分に必要となるため、
25+10+18+20=73坪は
土地面積が必要だということになります。

いかがでしたか?

これはあくまで目安なので、
常にこの計算通りになるかと言われると
決してそうではないのですが、
とはいえ、こうやってどんな家を建てたいかから
必要な土地の広さを出しておくと
かなり土地探しがやりやすくなるのは間違いありません。

なので、土地探しをしなければいけない方は、
まずは自分がどれくらいの広さの家を求めているのか?
そしてその家を建てるためには
どれくらいの広さの土地が必要なのか?
あらかじめこの2つを算出してから
土地探しに動き出していただければと思います。

それでは、また次回。

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vol.176 土地・建物の予算の出し方3

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「土地・建物の予算の出し方3」です。

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「収納」はたくさんあるに
越したことはないと考えがちですが、
これもまた部屋同様に
増やせば増やす程コストに直結するため、
収納に対する正しい知識をつけた上で
どこにどれだけつくるかを考えていただきたい場所です。

正しい知識とは、収納の分量を左右する要素は
「床面積」ではなく「壁面積」だということですね。

つまり、単純に床の広さだけを見るのではなく
そこに一体どれだけ壁があるのかを
見る力をつけておくことが大切だということですね。

例えば、1帖という収納を
玄関の土間部分につくるとしたら、
平面図だけを見ていたのでは
たいして物が置けなさそうにしか見えないのですが、
仮にここの天井高が2.6mだとして
1枚あたり約3cmの棚板を合計で7枚つけるとしたら、
ここには幅1m69cm、
高さ約30cmの置き場が8段分出来るということになり、
これを靴がどれくらい置けるのかに換算してみると
合計で50足前後置けるということになります。

おそらく思っていたよりたくさん靴が置けるなと
感じていただけたのではないでしょうか。

というわけで、このような考え方をしていただきつつ
どこにどれだけ収納をつくっていくか
考えていきたいと思います。

まずは玄関土間収納です。
ここには基本靴しか置かないというのであれば、
先ほど申し上げた通り1帖あれば充分だと思います。
そして、それ以外にも衣類やキャンプ用品をはじめとした
趣味のものなどを置くとしたら
2帖もしくは3帖ほど取っていただくといいかと思います。

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続いて、衣類や生活用品などをしまっておく収納です。
衣類に関しては、みんなの分を一括で収納しておきたい派と
それぞれ個別で収納しておきたい派の
2つに分かれるのではないでしょうか。

一括で収納しておきたい派の方は
いわゆる「ファミクロ」と呼ばれている大型収納を、
リビングもしくは脱衣室の近くに
ドンとつくりたいとお考えでしょうし、
個別収納派の方は、寝室にはウォークインクローゼットを
そして子供たちの部屋にそれぞれクローゼットをつくりたい
とお考えだと思います。

というわけで、
一括収納派の方はファミクロとして3〜4帖を、
個別収納派の方はウォークインクロークを2〜3帖、
そして個別収納として0.5〜1帖を子供部屋の数だけ
カウントしてみてください。

続いて生活用品の収納について考えていきましょう。
扇風機や除湿機、加湿器といった季節物の他、
掃除機や未開封の貰い物など諸々存在する
小道具たちを片付けておく場所ですね。
これに関しては、これ専用の納戸を設ける場合
1〜2帖もあれば充分かと思います。

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続いてはパントリーです。
パントリーに関しては、
キッチンの背面収納をつくるかどうかによって
大きさがずいぶんと違ってくるかなと思っています。

背面収納をつくる場合、
そこにかなり収納が出来ることと、
キッチンそのものにもずいぶんと収納出来ることから、
パントリーは1帖もあれば充分だし
広めにつくりたいとお考えだとしても
最大2帖で充分かと思います。

背面収納がない場合に関しては2〜3帖ほどみていただき、
先程の納戸とパントリーを兼ねてもいいかなとお考えだとしたら
3〜4帖ほどみていただき
納戸をなくしていただくといいかと思います。

いかがでしたか?
おそらくこれで充分な収納を
つくることが出来たのではないでしょうか。

✔️どれくらいになりましたか?

ここまで3回に渡って
色々な場所の広さをそれぞれ考えていただきましたが、
これらを全て合わせていただくと
おおよその家の面積が算出出来ます。

そして、この他に書斎や家事室など別の部屋が必要なら
その数字を合わせていただくと、
自分たちにとって必要な最低限の広さが
お分かりいただけると思いますが、
さて、一体どれくらいの広さになったでしょうか?
50帖ぐらいでしょうか?
それとも60帖ぐらいでしょうか?

仮に50帖だったとしたら
これを2で割った25坪が
あなたにとって必要な広さということですね。
そして、60帖なら30坪ですが、
おそらくここまでになった方は、
お子さんの数が4人とか二世帯住宅じゃない限りは
ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。

では「平屋の広さ」はここまでにして
次回は、その家を建てるために必要な
土地の広さを把握していただくために、
弊社の最大の特徴でもある
「中庭」の有無について考えていきたいと思います。

これがあるかないかによって
土地に広さが大きく違ってくるので、
その理由を知っていただくために
次回もぜひお付き合いください!

それでは、また次回。