vol.93 インフレが進む中での家の持ち方

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「インフレが進む中での家の持ち方」です。

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最低時給は確実に上がっていっているものの、
それ以上に進むインフレによって
確実に私たちの生活は逼迫しているのですが、
そんな中でもマイホームを持ちたいという気持ちは
誰もがお持ちだと思います。

ゆえ、今回は家づくりをするにあたって、
前向きに取り組んでいただきたい2つのことについて
お伝えしていきたいと思います。

まず1つ目が、
「家にお金をかけすぎないこと」です。
要は、単純に毎月の固定費を減らすべきだというわけですね。
そして、そのためには建築代はもちろんのこと、
土地代や外構代なども抑える工夫をしなければいけません。

といっても、建築代に関しては
原油と材木価格の上昇によって
20%〜25%ほどコストが上がっているので、
コストを抑えるのはかなり難しい状況になっているのですが。

なのでもし実家に家を建てることが出来る土地があるのならば、
新たにどこかで土地を買うという選択は
取らないようにした方がいいと考えています。

土地を買うか買わないかによって
場所によっては1000万円以上コストが変わってくるし、
実家の近くに家を建てるとなれば、
親御さんが土地の造成をしてくれたり、
外構費用を負担してくれたりするかもしれませんしね。

親御さんとの距離が近くなると
お互い何かとストレスを感じることが増えるかもしれませんが、
これからの厳しい時代を生きて抜いていくためには、
共働きはマストになるだろうし、
そうなれば相互協力が出来る環境に
身をおいた方がいいでしょうしね。

子どもたちの面倒を見てもらえたり、送り迎えに行ってもらえたり、
食材をもらえたり、食事をつくってもらえたり、
畑や田んぼがあるなら、それらを一緒にすれば
お米や野菜などを買わなくてよくなりますしね。
電気料金とともに食料品も
今後まだまだ値上がりしていくかもしれませんからね。

そんなわけで、感情的な理由で反論はあるかと思いますが、
最も家づくりの予算を抑えられる方法がまさにこれなので、
そういった土地があるのなら一つの意見として
前向きに検討していただけたらと思っている次第であります。
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✔️太陽光発電をマストとする

2つ目がこれです。
理由は、電気料金がまだまだ上がっていく可能性が高いからです。
つまり、電気料金という生涯払い続けないといけない
固定費を抑える工夫をすべきだというわけですね。

かつ、同時に「蓄電池」も
設置する方向で考えておいた方がいいと思っています。
昼間に余った電気を蓄電池に貯めておくことが出来れば、
昼間以上に価格が高騰していっている
夜(23時〜7時)の電気も電力会社から買わなくてよくなるからです。

とりわけ、職場までの通勤距離が長い方に至っては、
蓄電池を設置すると同時に、車を電気自動車に変えたら、
車の燃料代も大幅に安く出来ますしね。

かつ、自然災害によって電気が止まったとしても、
電気を自給自足していればその影響を受けることもないです。
(これに加えてエコキュートを設置していれば、
水が止まってもタンクに溜まった水をトイレに使うことが出来ます)

この他、あなたの大切な資産を守っていくためには、
家を建てるタイミングで
「積立投資」を始めることもありかもしれません。

それでは、素敵な住まいと豊かな暮らしを手に入れていただくために、
今回の記事もお役立ていただければ幸いです。

それでは、また次回。
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vol.92 お母さんの負担が少なくなる工夫

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「お母さんの負担が少なくなる工夫」です。

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子どもたちはやがて出ていくので、
子ども部屋は子どもたちが出て行った後のことまで
考えてつくった方がいいと考えているのですが、
とはいえ、子どもたちは
そこで15年〜20年という長い月日を過ごすので、
もちろんその期間中の使いやすさが
なにより大事なのは言うまでもありません。

子どもたちにとっても、
そして家事の多くを担う奥さまにとっても。

では、家事の多くを担う奥さまにとって
ストレスや手間を軽減するためには、
子ども部屋は実際どのようにつくるのがベターなのでしょうか。
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子ども部屋を考える際、
最も考慮すべきポイントは「位置」ではないでしょうか。
つまり、一般的に子ども部屋は
「2階」につくるのが当たり前になっていますが、
それが自分たちにとって正解なのかどうかを考えるべきだ
ということですね。

例えば、あなたのお子さまがまだ未就学の年齢だとしたら、
きっとお子さまは何をするにも
いつもお母さんの近くでやるのではないでしょうか。

おもちゃを広げて遊ぶにしても
スマホやタブレットでYoutubeを観るにしても、
本を読んだり塗り絵をするにしてもです。

だとしたら、家を建てて部屋をつくってあげたからと言っても
お母さんの姿も見えない、気配も感じられない部屋で
遊ぶことなんてまずありえないと推測出来ますよね。

ゆえ、子ども部屋を2階につくる場合には、
必ずと言っていいほど1階にはリビングとは別に部屋を1つ
つくっておかなくてはいけなくなります。
200万円ほど建築費を加算することによって。

仮にその200万円がしんどいからという理由で
この部屋をつくれないとなると、
こまめに片付けられる人じゃない限りは、
リビングは足の踏み場もないほど
子どもたちのものでごった返すことになってしまうだけですからね。

なので、SIMPLENOTEの家ではその解決策として
子ども部屋を「1階」につくるという
提案をよくさせていただいています。

自分たちの部屋が1階に出来たら
お母さんの姿も見やすくなるし、
気配も常に感じられるため、
自分たちの部屋で遊びやすくなり、
それだけでもリビングの散らかり度は
大きく違ってくるのではないでしょうか。

たとえリビングにおもちゃなどを持ってきても、
部屋が使いやすい近い場所にあるなら
おもちゃなどを自分のお部屋に
片付けてもらいやすくなるからです。

また、子ども部屋を2階につくる理由の一つに、
思春期のプライバシー問題がありますが、
これもその手段をわざわざ2階だけに限定しなくても、
間取りのつくり方一つで
1階でも充分確保することが出来ます。

寝室やリビングダイニングから
それなりの距離をとってあげることによって。

そんなわけで、
子ども部屋は「1階」にした方が、
将来的な要素よりも子育て期間中、
より使いやすく合理的なんじゃないかな
と思っている次第であります。

というわけなので、世間一般的に
子ども部屋は2階につくるのが定番化していますが、
それが自分にとってもベターなのかを考え、
「1階」という選択肢も検討した上で、
どうするのがよりいいのかを導き出していただけたらと思います。

それでは、また次回。
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